10月28日(土)に吉野町つながる日本語教室を開催しました。スリランカ、フィリピン、ベネズエラ出身の3名と、支援者や初めて見学する人など16名、合わせて19名が参加しました。今回はコロナワクチン、デマンドバス、地域のつながりの大切さについて、長寿福祉課、協働のまち推進課、吉野町社会福祉協議会から話を聞きました。
コロナワクチンとデマンドバスの話を聞いた後には、デマンドバスの地図を利用して、地域の方から学習者へ町内のおすすめの場所を教えてもらったり、自宅から一番近いバス停を一緒に確認してもらったりしました。車がなかったり、日本の免許を取ることが難しかったりして、移動手段が限られる人も少なくありません。「バスに乗ってみたい」「お店に行ってみたい」「おいしい焼肉屋さんを教えてもらいました」など、町内での暮らしが楽しくなるような情報を得たようです。
後半は社会福祉協議会の職員から、地域のつながり作りについての話を聞きました。「困っているときに相談できる人はいますか。」との問いかけに、「職場の人」「自分の家族」などの答えが返ってきました。また、得意なことを活かして地域とつながることもできるということで、学習者の得意なこと、好きなことについて、グループで話をしたり、発表したりしました。教室を終えての感想からは、「○○さんと話ができて嬉しかった」「○○さんと一緒に共通の趣味を楽しみたい」など、教室を通じて知り合った人々のつながりが広がっていることが伺えました。
吉野町つながる日本語教室では吉野町で生活していくために必要な情報と生活に必要な日本語を一緒に学びます。身近に必要とする方がいらっしゃったらぜひお声がけください。
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吉野町教育委員会事務局 生涯学習課 0746-32-5268
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奈良県吉野郡吉野町大字上市113番地 吉野町中央公民館